食器の店 Les-VACANCES レ・ヴァコンスです。 その土地の伝統を感じられる食器を仕入れています。

2011年12月アーカイブ

丹波・俊彦窯.jpg

 

Twitterでポロポロつぶやき告知しておりますが、

12月21日(水)〜29日(木) ※26日は店休 

この期間、焼きものの2級品の販売会を行います。

 

今年3月の震災を経験しましたが、レ・ヴァコンスはお客様に支えられて2012年を迎えようとしています。

仲間、友人、家族にもたくさん励まして頂きました。私は毎日が感謝の気持ちでいっぱいです。

 

お客様の中には、大変な経験をされた方もたくさんいらっしゃいます。

でも現実を受け止め、しっかり前を向いていかないと!とご自身に言い聞かせるように

また新たに生活のものを揃えようと当店へお出掛けくださったり、

震災の痛手、夏の猛暑から体調を崩されてる方も、ようやく少しずつ元気を取り戻し、

秋頃からまた久しぶりに足を運んでくださったり。。。

 

どうせ買うなら、手仕事の良いもの。

食卓で使う人の心も明るく和ませてくれる器を使いたい、と

当店へご来店くださるお客様にもっと喜んで頂ける企画をしたいとずっと考えていました。

 

横田屋窯.jpg

 

その想いを何とか現実にならないかと思い、

日頃お世話になっている鎌倉のもやい工芸の堀澤さんに相談したところ、

まだ私もお会いした事のない作り手さんにまでもご協力を求めてくださったのです。

 

一つの手仕事のものが出来上がるまでの月日と作り手さんの労力、ご家族の方々の協力が

どんなに地道で大変かということを私は今、学んでいる最中ですので、

正規の商品ではなく「もし2級品で使えるものがあれば」とお願いしましたが、

窯場さんから送られてくる器は、「どこが2級品なの?」と思うほど

美しく、元気で温もりがあるものばかりです。

 

有難くて新聞紙の包みを開く度に涙があふれてしまいます。

作り手さんのお顔、お人柄を知ってるからこそ、

「東北頑張れ!」という温かい気持ちを感じることができます。

 

この焼きものから伝わってくる感動を是非、皆さんにも感じて頂きたいと思っています。

 

もちろん食器が充実されてるお客様も、どんなものなの?とご興味があれば

見にいらしてくださいね。

 

そしてっ!!!!!

 

いよいよ仙台にもあの方がっ!!!

 

↓↓↓↓↓ この方がっ!!!

 

秋月小鹿田 040.JPG

 

2012年1月に別会場で行われる「焼きもの・残念品の会 」第2弾の2日目には、

鎌倉・もやい工芸店主、手仕事フォーラム代表の久野恵一さんがいらっしゃいます。

そして「久野恵一さんのお話し会」も予定しています。

 

書面でご案内を送らせて頂いておりますが、また近々ブログでもご案内していきますね。

 

まずは皆さん、今年最後のイベント第1弾を楽しみにお出掛けください。

お待ち致しております。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

かごと織物展 明日まで

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仙台は光のページェントと共にグッと寒くなってきました。

雨の降る中、「カゴと織物展」にご来店頂きありがとうございます。

 

また初日には東京からもわざわざお客様Mさんが見られ、

私も密かに狙っていたカゴをお求めになられました。

Mさんは以前から日本民藝館で同じカゴをご覧になっていて、

ずっと欲しいと思っていたそうです。東京からいらして頂いた甲斐がありました!

 

皆さんそれぞれにご自分の生活に合った形を選ばれて、見ていて楽しい光景です。

 

展示会は明日までとなっておりますので、お時間がございましたら

美しい編み目、織り目のものを是非見にいらしてくださいね。

 

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少し深さのある千葉で作られたこの茶碗カゴは

干し竿から外した洗濯物を入れたり、冷蔵庫に入れない野菜などを

入れるのに良さそうです。

わが家では野菜が入っていますが、重いものでも持ち易いように縁がしっかり編まれています。

編み目もとてもきれいですね。

 

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この平カゴも中心の編み目に変化があってきれいです。

一番重みがかかる部分を編み方を変え、工夫されているのでしょう。

お客様と「焼きたてのパンを並べたいね」とまた妄想炸裂!!!

 

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チャブレと呼ばれる佐賀県武雄で作られている茶碗カゴ。

陶器を入れても耐えられるしっかりした縁と底の編み。

ちょうど手仕事フォーラムの久野さんのblogでみかんちぎりカゴと一緒に

紹介されていたのを思い出し

「これか〜」と仕入れのご苦労を労いながらもみかんを妄想・・・

 

竹の性質は、中に入れた農作物を痛めず、

漁業に使われるくらいなので水はけが良いなど、まだまだ現代の暮らしに活躍します。

こんなに美しい作りのカゴなら十分インテリアになると、

日頃からカゴをたくさん使っていらっしゃるお客様にも感動して頂けました。

 

私は今年、震災を経験し、自宅マンションの9階ででひしゃげた(標準語は曲がった、形が変形した、かな?)

プラスチックのボウルやステンレスの水切りザルを見て、

なんとも言えない虚しい気持ちになりました。

壊れてしまったら直しようがなく、きれいなのは最初だけのこの素材は

ゴミに出すのも気が引けるくらいで、もう買うのは止めようと決心しました。

 

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今回のカゴ展で皆さんにご紹介しながら、更に日本の手仕事の素晴らしさに感動し、

日本の伝統であるカゴ、ザルが廃れていく危機感を強く感じたのは私自身です。

 

作り手さんが山に入り、自然の中から確かな素材を選び採取し、

昔ながらの行程を省かず丁寧にしっかり作った良いものを選べば、

一生使え、年数が経つにつれきれいな飴色に変化していきます。

 

今回は九州地方のもの中心でしたが、来年早々には

「東北の手仕事展」で東北のカゴ類が揃います。楽しみにしていてくださいね。

 

全部の種類を私一人で使うのは無理なので、

カゴの使い心地を今後も皆さんから教えて頂きたいです。